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マスコミと口コミはどちらが効果的?

広く一般大衆を対象とするマスコミと、個人間の情報伝達手段である口コミは、
コミュニケーションのなかでも対極にあるもののようなイメージがあります。
けれども、マスコミは口コミに直接つながり、最も影響を与える伝達手段といえます。

だからどちらが効果的かということは一概にはいえないのですが、マスコミを口コミの
拡大装置として使いこなせるかどうかが問題です。

口コミは、消費者のなかのコミュニケーション・ハブとなる「情報通」の誰かが、ある
商品に「良い」と評価を下して、その友人、仲間に情報が波及していくことで生じます。
順序としては①情報通の人に発見される、②情報通の人に「良い」と評価される、
③その友人・知人に情報伝達がおきる、ということになります。

まず第一に、情報通の人に発見されること。情報通の人は、大勢とのネットワークを
持ち、口コミによる情報収集に励むと同時に、マスコミの「耳より情報」をキャッチする
センサーも発達しています。

ですから、各地にいる情報通に効率よく届けるには、マスコミの圧倒的な情報伝達
パワーを使うのが一番です。

さらにそのセンサーに引っかかるようなアピールの仕方を工夫することが大事。
情報通は「今話題の」「珍しい」「初めて」「ナンバーワン」「これが最後」などの
キーワードに敏感に反応します。

こうして情報通の人に発見されたら、次にその商品について理解してもらい「良い」と
評価してもらう必要があります。実際の商品を手にとって使ってもらうのが理想ですが、
サンプリングには限界があります。したがって、新聞記事の中での評価やテレビ番組内
での情報コーナーのような、商品・サービスの内容紹介が生きてきます。

情報通の人がこれを見て商品を「良い」と評価すれば、信頼できるメッセージとして友人
・知人に伝えられ、さらに情報が広がっていきます。

また、口コミが広がる過程のいずれかで、インターネット上(掲示板やHP、携帯サイト)に
その商品の評価が掲載されることがあります。

電子メディア化した口コミは、さらに伝播速度を速めて、より詳しい情報や様々な評価を
伴ってあっという間に拡散します。

このように、マスコミは口コミをより広い範囲に効果的に拡散するための増幅装置としての
役割が大きいのです。

投稿者 prism : 2005年12月20日 14:49

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